看護部理念
『豊かな心と感性を持ち、患者さまの心に寄り添う』
『自己決定を尊重し、その人らしく生きることを支える』
指針
看護部長あいさつ
看護部長 濱永 二三代
新型コロナが2類相当から5類に移行して1年が経過し、世の中はコロナ禍前の生活に戻っています。私たち医療関係者は感染に注意しながらも自分たちの生活を大切にしながら、職場に感染を持ち込まないように、これまで感染対策で身に着けた知識を生かしていかなければなりません。 当院もコロナ禍で中止していた活動を再開しています。職員教育に関しては、学会や外部研修への参加、入院患者さまに関しては面会の緩和や院内散歩など、閉鎖的な環境から開放的な環境の提供に向けて動き出しています。院長が大切に考えている地域の方との交流の場でもある“夏祭り”や“文化祭”の開催も目前ではないかと思います。
思い起こせばここ3年、感染症中心の考え方に偏っていたのではないかと思います。変化する社会情勢にも目を向けながら、広い視点で物事を考える力を育成できる組織作りが必要だと改めて考えさせられながら新年度を迎えています。
1月元日の能登半島地震は家族団らんを一瞬で奪いました。被害に遭われた皆さま方へ衷心よりお見舞い申し上げます。熊本も大きな地震を経験していますが、毎年どこかで自然災害が起きています。コロナ禍もそうですが、予想もしない出来事が起きる昨今、2024年度のくまもと心療病院は、停滞しない組織作りを目指していきたいと考えております。
令和6年5月17日