看護部理念
『豊かな心と感性を持ち、患者さまの心に寄り添う』
『自己決定を尊重し、その人らしく生きることを支える』
指針
看護部長あいさつ
看護部長 堀川 利枝
くまもと心療病院の敷地には、四季折々の花や樹木があり、私たちを楽しませてくれています。桜・ツツジ・アジサイ等々、その可憐な姿を眺めて癒されていますが、どんなことがあっても必ず毎年花を咲かせる力強さに自然の尊さを感じます。人も自然の一部です。現代は人工的な環境に身を置くことが多く、息苦しさを感じるのは当然のことなのかもしれません。これからは、社会におけるメンタルヘルスケアの必要性がますます高まっていきますし、精神科看護職の担う役割や活動場所も拡大すると考えています。
看護を通して人を大切に思う心を育み、自分の人生を笑顔で生きる
精神科では、その人が抱える疾患だけではなく、その人の人間像を把握することが不可欠です。どんな環境にいて、どんなことを感じ、どんな価値観を持っているのか、患者さまとのコミュニケーションを大切にして少しずつ話を引き出していく力が求められます。そのためには、まず相手に関心を持つこと、相手の話に耳を傾けることが必要です。私自身、自分の意見を伝えることばかりを考えがちで、反省の毎日です。「自分のことをわかって欲しい」と思う前に、まず「相手のことを理解しよう」と思うこと。それがとても大切だと実感しています。
当院の看護部の指針のひとつに「看護を通して人を大切に思う心を育み、自分の人生を笑顔で生きる」というものがあります。看護という仕事は、臨床の様々な経験を通して、人としても成長していくことができる職業です。患者様や一緒に働く仲間から多くのことを学び、笑って生きていく。明るい未来に進めるよう、毎日を大切に過ごしていきたいと思っています。
令和7年4月